がんばりまCYNHNに行きました

CYNHNのイベント『がんばりまCYNHN』@TwinBox AKIHABARAへ行って参りました!ソロ曲の初お披露目もありめちゃめちゃ充実したイベントでした。やっぱりセトリを追って書くのどうにも苦手なのでメンバー一人ずつ感想書いていきたいと思います。メンバー揃ったとこを見るのはこれが初めてなのでその辺りも含めて。


崎乃奏音さん
twitterとかみてても思うのですがすごいセルフプロデュースが上手い、上手すぎる。かわいい系から演歌とか歌謡曲っぽいテイストまで幅広く歌えるのと、それに合わせて表情もころころ変えてくるのがすごくてつい目で追ってしまいます。目を細めて思いっきりニコニコしてるのが印象的ではあるんですけど、ソロ曲で見せた凛とした表情もたいへん魅力的でした。美人さんですよね。
ソロ曲のマイクと扇子もって踊って歌うの結構大変だと思うのですけど、様になっててかっこよかったです。曲調もそと様だからこそ歌いこなせる!みたいな曲で、これが活動の早い段階で出せるのは自分のウリをしっかり持ってるそと様ならではだと思います。まさに名刺代わりみたいな曲なのでバンバン披露する機会あるといいですね、パフォーマンスも更に磨かれていきそうで楽しみです。
余談ですが握手会のときすごい声が大きくてテンション高い人いるなと思ったら彼女でした、すごい


(アイドルのかわいい画像があればいい感じのブログに見えると思うので貼ります)


綾瀬志希さん
アイドルグループってちょっと声低めで音程に安定感のある声の人がいるとバランスいいなーと思ってるのですけど、まさにその役割を果たしてくれる方だなと今日改めて思いました。
綾瀬志希を知らない人も、本人twitterの固定ツイート読んでもらって歌う姿見せたら一発で落ちちゃうなってくらい歌ってるときの口角上げてにこーって笑う表情がほんとにいい!!歌ってるときの表情とか、客席やメンバーとのアイコンタクトとかにこなれ感があって、人前で歌ってきた経験が確実に活きてるなと感じます。こっちが照れるくらいレスが強い(気がする)
ソロ曲もこれまた綾瀬志希にしか歌えないゴツい曲で始まる前はワ~~緊張する~~~~みたいなほにゃほにゃした感じなのに曲が始まると会場の空気ガラッと変えちゃうパワーがあって、この子の生きる場所はステージなんだなって思います。で、このかっこいい曲を歌い終えたあと「楽しかった!」が反則。オタクは歌を聞かせていただけるだけでも幸せなんですけど、あんなに嬉しそうにしてると多少無理をしてでも聞きに行ってよかったなーってなっちゃいますよね。
実はダンスがバキバキ系でかっこいいことには今日気づきました。


青柳透さん
高校生らしいフレッシュ感が強すぎて眩しい!!!アイドル1年生らしくメイクとか色々模索しながらぐいぐい成長してる感じはきっと今見てるオタクしか味わえない楽しみだなーと常々思います。リップラインが気持ちオーバーになってしまったのを石原さとみさん意識じゃないですからね!って予防線張ってたの可愛かった。
ソロ曲もこの子にこういう曲持ってくるの分かる!!って感じのポップで賑やかな曲でした。歌詞飛びまくってて、やっと思い出したフレーズが「こんなんじゃダメだ(うろ覚えです)」なのめちゃめちゃ笑ったしなんか微笑ましかったですね。オタク側も曲覚えてノれるようになるとどんどん楽しい曲に進化していきそうで楽しみです。
オタクとの接し方がフレンドリーでフランクな感じで、彼女推しのオタクたちもなんだかそんな雰囲気がある気がします。オタクは推しに似るってやつですね。
トゥインクルスターの透ちゃんソロパートが音程少し低めだとこんな声も出るのか!という意外性もあって好きです。もっといろんな曲歌うとこみてみたいな。


桜坂真愛さん
こちらはうってかわって高校生らしからぬ落ち着きと安定感。ルックスは小動物系・儚げな感じなんですけど堂々としてるし音程もしっかりしてるし自然と注目しちゃう不思議な存在感があるなと思います。わたわたしだす綾瀬志希に「落ち着け」って言ってたのがツボです。
とにかくソロ曲が強烈にハマってましたね。柔らかい伸びのある声質を最大限に生かすべく歌謡曲ちっくでロングトーンがこれでもかと盛り込まれた曲で最高でした。たぶんサビ終わりに離さないで(うろ覚えです)みたいなフレーズがあって、その時の軽く自分の体を抱き締めるみたいにする振付が可愛かったです。あんなの見せられたらオタクがじゃぶじゃぶ釣れてしまう……。
あと全体曲でふいに見せる伏し目(?)の色っぽさがすごいです。だから歌ってないパートのときも見ちゃう。キュートな顔つきからあの表情が出てくるギャップ!!!自撮りやチェキでも安定して可愛いんですけど、歌い踊る姿の殺傷能力はもっと高いなと実物を見て思いました、やられた。


このリボンどえらいかわいい

月雲ねるさん
自撮りだとお顔が可愛いことしか分からないので、ステージでみて想像より背が高くてすらっとしてることに気がつきました。踊りが映えますね。
マイクの持ち方とかちっちゃく跳ねるとことか本当に細かい仕草に妥協のないかわいさを感じます。頭が動けばツインテールが揺れるし、その度に綺麗に巻かれたピンクの毛先が肩で跳ねるのもはや芸術みたいな美しさがありました。
ソロ曲も可愛さの暴力みたいなやつで、作り出したい世界観がばっちり伝わってきて素敵でした。ステージ経験の多さからかパフォーマンス中のオタクとの意思疏通が上手で、小さな動きでオタクを導くのが上手くて関心しました。しーってするとみんな秒で静かになるし、マイク持つのと逆の手で軽くリズムとってるとオタクがすぐ拾って手拍子するし。
というように様々な感想を抱いていたんですが、握手のときソロ可愛かったですとしか言えずねるちゃんの方から話を広げてもらってしまいました……優しすぎる(ごめんなさい)


しちゃったや←かわいい

百瀬怜さん
お誕生日おめでとうございました!お誕生日企画に無邪気に嬉しい~!でもなくてお金の心配をしていたのがオタクらしくて可愛かったです。あと泣くまいと目を潤ませながらもMCを回そうとする姿にはキュンときました。
自分のパート歌ったあと表情が曇る(ように私には見えてた)ことが多々あるのがどうにも気になっていたのですが、今日はずーっとニコニコしてたので安心して見られました。やっぱり笑顔が最高に可愛いです。
ソロ曲は普段ほとんど歌わないというしっとりした曲。素直な歌声なのでシンプルでまっすぐな気持ちを伝える曲とマッチしててすごく良かったです。私と君、というか恋愛関係の歌ってアイドルとオタクの関係にも通ずるところがあり、一歩ずつ一緒に歩み始めた今にぴったりな詩だと思いました。これからもっと場数を重ねるたびに破壊力が上がる歌になりそうな予感。
アスカの髪型似合ってましたね

全体
FINALegendが最初に聞いた時より歌詞の意味が分かるようになってきてて、この曲はメンバー個々がデビュー前から歩んできたストーリーを聞いて作った曲だそうですが、twitterやラジオを通じてCYNHNになる前のことが語られるようになって「紆余曲折」ってこういうことか!と色々思いを馳せながら聞けるようになりました。個々に事情は違えどアイドルになるのは人生の中でもトップクラスに大きな決断だったでしょう。そんな子たちがステージに上がる不安とかわくわくやらが目一杯詰め込まれてて、メンバーの心境にもきっとリンクしてるんだろうなーとか
あとCYNHNのオタク親切で推しのソロのとき前譲ってくれたり一人?って話しかけてくれたりしました。コミュ障なのでなんか素っ気ない対応してしまったの非常に申し訳なかったですお気持ち嬉しかったですすみません……
全員で並んでるのみて気になったんですけどスカートのひだ?ドレープ?の落ち方を全員変えてあるっぽいのが気になりました。衣装のアレンジも個性に合わせてあって(ねるちゃんがチュールのスカートなのと、透ちゃんがアシメなデザインなのが特に好き)芸が細かい。
個々に全然違った魅力があって、それを丁寧に拾って活かしてくれる曲や衣装があって、その上でグループとしてのまとまりがあるのもはや奇跡のバランスだと思います。きっとすぐにどんどん大きくなっていくので目が放せないグループになりそうです。いやもう結構どっぷりだけど……

なにやらいろいろ発表されてますが次に行けそうなのは聖なるディアステージになりそうです。楽しみ!!

アイカツスターズ イリュージョンShow Time感想

行って参りましたアイカツスターズイリュージョンShow time!!!
めちゃめちゃ濃厚な90分でした。ざっくりと感想を書いていきたいと思います。
私が見たのは5/13(土)20:30開演のナイトタイムAパターンの公演です。

まずネタバレなしパート。

ゆめちゃんがステージに登場した瞬間の『そこにいる!!』感がすごい。ほんとに目の前でステージに立ってて、会場をぐるっと見回して「来てくれてありがとー!」って言うし、なによりそのゆめちゃんの後ろに影ができてるんですよ。アイカツのアイドルは実在する、私はこの目で見ました。

個人的おすすめポイントはこのあたり。
・VRならではの演出を多用したステージ
跳ねる足元から星が舞う、みたいなエフェクトはもちろん、現実では不可能な一瞬での衣装替え(しかも衣装枚数が多い!贅沢!)など映像だからこその強みがばっちり生きてます。当然曲ごとにステージセットも変わります。一曲一曲の世界観に寄り添って衣装もセットも演出もがっつり作り込まれてるので見ごたえしかないです。映像だから衣装替えなどの時間もいらない分上演時間以上に密度を感じます。さらに言うと実際のライブだったら歌唱担当の衣装替えの都合的にこの順番では無理だな……みたいな地味な楽しみ方もあります。

・キャラクターそれぞれの表情が豊か
MC中など他の話を聞く態度、また曲中の表情の違いにキャラクターそれぞれの個性が出ていて楽しいです。そういう細部のこだわりがびしばし感じられ、拾おうとすると一回では見切れないレベルに画面の情報量が多い!他の子が話してる間発言者をじっと見つめてたり、違う子は客席見てにこにこしてたり、落ち着きない子もいれば立ち姿のポージングも気を使ってるなーって子もいる。視線は特にヴィーナスアークの人たちが関係性出まくってて面白いです、流石のパーフェクトエルザ……。曲中もそれぞれの表情が全然違ってていい。三次元のアイドルも嗜むのでこういうとこで個性が出るの分かる~!!ってなりました。アイカツのアイドルは現実。アンコールの下りは特に実在性高くてすごい。
ダンスも横並びで見てみると動きの微妙な違いが出ていて面白いです。香澄夜空さんのファンとしては、香澄夜空さんが長い手足を存分に生かし優雅に踊るのを堪能してほしいと思います。あとあこちゃんがやや小さめなのも今回で気づいた。かわいい。

・小春ちゃんのステージ
イリュージョンShow time最大のウリと言っても間違いないのが小春ちゃんのステージ。ゆめちゃんの「小春ちゃんと一緒のステージに立ちたい」という夢を叶える瞬間に立ち会える奇跡ですよ!!小春ちゃんが歌うその日を待ちわびていたオタクにとっても30話は悲しい回で、ゆめちゃんにとっても無念であり、とうとうそのリベンジが叶ったわけです。肝心の小春ちゃんの歌唱ですが、ななせさんが担当されています。このななせさんがすごくて、スターズで既に担当されているツバサ・リリィとはガラリと雰囲気の違う、小春ちゃんそのまんまの声!息の混ざる優しい声なんですけどちゃんと声量もあって、ゆめちゃんの声との相性もばっちりでした。歌唱担当の伏せられていた当初はtwitterで歌ってるの声優さんでステージもこれきりでは?とか悲観されてた(小春ちゃんのオタクは長いことお預けくらってたもんな……)のも納得の作り込みです。ななせさんがついたからには今回限りってことはないと思いますが次に披露される機会がいつかも分からないので是非ともここで見ていただきたいです!前後のMCで二人とも嬉しそうなのも見所。

つらつら書いてきましたが、ようするにめちゃめちゃお薦めです!というお話でした。
アイカツのキャラクターは声優と歌唱担当の二人でできているわけですが、その両方が関わって作るライブというのもVRシアターだからこそ叶うものだと感じました。声優さんも歌唱担当のお姉さん方も大好きなのでこれが嬉しかった……。キャラクターが二人を繋いでるみたいなさ~~(これすごいいいなって思ったポイントなんだけど伝わる?)


ここからはネタバレ含む箇条書き。思い出した順なので流れも適当だし記憶も曖昧です……。

スマホカメラじゃ白く光るシルエットにしか映らなかったので肉眼に焼きつけてたんですがファッションショーすごくないですか!?BGMに合わせてほぼ踊っちゃってるゆず様に凛々しいツバサ先輩にローラのキメキメ感に!司会モードの香澄夜空さんがモデル立ちなのもよかった。このあたりの香澄姉妹お互いテンション高くてキャッキャしてるのもよい
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光るひめ先輩
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影技術がなさすぎるゆめちゃん
・ツバサ先輩が学園長の「みんな違ってみんないい」に力強く笑顔で頷いてたの、学園を見守ってきた元生徒会長!!という感慨があって大変よかったです。
・リリエンヌが映像演出を味方につけてさらに最強になってた。羽の動きが止まってリリエンヌだけが踊り続けるやつとか、ガラス割れるやつとかめちゃくちゃかっこいい
・ゆず様が終始イキイキしてて楽しい。リリエンヌの歌い終わりによかったぞ!って言いにくるやつとかするはずだったトークの台本ガン無視してステージ袖から見た興奮のまま喋りだしたみたいや内容で可愛い(妄想です)
・アンコールの演出がめちゃいい。ゆず様が覗いてるのまじでそこにいるじゃん!てなったし、オタクがゆず様の言うこと聞いて静かにしてるのもちょっと面白かったし、あの衣装の上だけライブTシャツにするの現実のアイドルっぽくて最高……。あとアンコールで挨拶するペアがずっと手繋いでるのも最高。あこちゃんと小春ちゃんペアは懐かしい気持ちになりますね
・エルザフォルテが光の点からぶわーって出てくるやつかっこいい。あと全ての立ち振舞いが強者っぽくてすごい、中3ってまじ?
・フワフワドリームドリンクが意外とおいしいかった、甘いリンゴジュース的な
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かわいい
・唯一残念だったのが騎崎レイ動きがキビキビバキバキしててかっこよかったのに歌わなかったこと。まあ今後に期待ということで……。
・ひめ先輩のスタートライン、なんか何度でも初心に帰れるみたいな感じで49話以来すごい心にクる
・あこちゃんのステージ久しぶりに見た気がする。2年生組で並んだときやや小さめなんですね、ちょこまかしててかわいい
・何度でも言いたい部分だけど劇場の音響で小春ちゃんの息混じりの歌声が響くのめちゃくちゃ脳にいいのであれ体験するために2回目行きたいレベル
・アニマルカーニバルきららちゃん乱入が一番!?!?てなった。なるほど羊枠
・香澄夜空さん真昼ちゃんと一緒の嬉しさでなんか妙に高い声出してたとこなかった!?ワアーーー真昼❤みたいな……(もう記憶が曖昧)全体的に香澄姉妹好きにはおいしい感じでしたね……あとゆず様とリリエンヌも。
・香澄夜空さん生誕祭でしたが上演内容に変更はなさそうな様子でした。集まる人が香澄夜空オタクが多めで香澄夜空さん(真昼ちゃんも)への歓声に特別熱量多めだったくらい
・内容知ってからランキング見ると、元の人気だけじゃなく趣旨通り今日輝いていたアイドルに票が入ってる感じしますね!迷うけど小春ちゃんに1位とってほしいので小春ちゃんに入れます
・声優さんのサインもありました
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こんなもんかな?すごいものがどんどん出てきたので脳みそ混乱してるし後からまた思い出したら書き足したいと思います。MFの記事が書きかけで眠ってるのもなんとかしようかな……

榊原ゆい『Gachi★LOVE×Live 2015』@東京!

行ってきました新宿BLAZE。行く前はいろいろ不安もあったものの、それらもぶっ飛ぶ熱さ!

ぶっちゃけここ数年の曲をあまり知らなくて、来て大丈夫か?ってものすごく心配しつつ当日を迎えたんですけど2曲目DokiDokiが止まらないで大丈夫と確信した。結構昔の曲だけど好き!ファン投票で選ばれたガチな曲たちとあって、初っ端からかっ飛ばす感すごい。というか勝手に投票は参考程度かと思ってたら全部投票通りなのね、投票ついてるライブのときはいつもこうなのかなすげえな……。

ゆいにゃんは長年追いかけつつもライブ初めてだったので、いろいろ驚いたことも多々。体力が化け物じみてる話は本人もちょいちょいするけど、レベルが違った。ほとんど四時間に近い(うろ覚えだけどゆいにゃん平均はこれくらいだろう)ライブで、衣装替えもなかったからずっと出ずっぱりで歌って踊るか喋るかしてて、休憩と呼べるものはアンコール前に引っ込んだときだけ。立ちっぱなしには慣れているつもりの私も久しぶりに足が棒になるほどのハイテンションな長丁場だったにも関わらず終演後の物販購入者対象の握手でもずーっと笑顔!もはや怖いレベル。近くで見て分かったけどさらに靴がヒール?というより厚底?の結構高いやつを履いてて目を疑った。ダンサーさんでさえMC中や踊らない曲もあって休みつつも汗かいてたのに、ゆいにゃんはスタート時からまったく変化なし。曲もgachiなライブゆえ高音が多かったり声量を必要とするものばかりなのに……。本当に同じ人類なのか?という疑問すら抱く。同じ声の仕事する人にもすごい!って言われるのはこういうことなのね、と学びました。

あとこの日「聖剣なんていらない」が大好きな曲になりました。フルだとなんかくどい感じがして何度もリピートして聞く曲じゃなかったんですけど、ライブの熱量で歌われてこそ映える曲だった。曲の盛り上がる部分が多い作りになってるのがくどく感じてたんですが、その盛り上がりがライブだと全てすっと入ってくるし素直にテンションが上がる。これは絶対絶対絶対絶対生で聞いてもらいたい!

MCで言っていた「ダンサーちゃんたちと『Gregorio』のこと『ぐれ ごり男』って呼んでる」って話がツボって大変だった。

一つ物足りなく思ったのは、カラオケ音源が寂しく感じたこと。今回は衣装も一種のみでステージもシンプル、曲を聞かせるライブだったからこそ、せっかく生歌でもいけるのにひたすら音源流してるだけなのはもったいない気もしました。まあぶっちゃけ予算的な問題もあるのだろうし、その分ダンサーさんがいて視覚的に楽しいのでつまらないとかそういうことはないんですけど!というようなことをライブの終わった後から考えてたんですけど、バンド引き連れたライブ決まったのであんまり意味のない記述になってしまった。楽しみです。

 

だいぶ時期を逃した感じの記事になってしまいましたが、書くことに意味があると信じて……。思い出しつつなので書き足りないことがあれば足していきます。

 

 

 

Ryoko Shintani Live Tour はっぴぃ・はっぴぃ・すまいる’15 「chu→lip☆STAR」@東京へ行きました

新谷良子さんのライブへ行って来ました!
ちゅーりっぷ王国、噂に違わずとっっっても楽しいところでした。

りょーこちゃんはもちろん、PBBの面々も、そしてお客さんも、みーんなで作るライブっていうことをすごく意識してるな、というのが全編通しての感想。ライブ後に改めて曲聞き直してると、かけ声とか皆で歌える部分がめちゃめちゃ多いんですよね。これを皆でやってこそのりょーこちゃんのライブなわけですね。王国民も新曲がこようとバッチリ決めてくるのも流石。

今回の会場はTOKYO DOME CITY HALL。りょーこちゃんとしては珍しい全席指定の会場でした。姫も新鮮らしく「上までいっぱいだ~」とのお声。可愛い。私は2階バルコニーの上手側、しかも私より右側4~5席(曖昧)は空席だったのでほんとに端っこ。ほとんど真横からの眺めではありましたが、りょーこちゃんが見えない場面はほぼなかったので全然楽しめました。一瞬見えなかったのはバンドメンバー紹介のときだったのでモーマンタイです。もちろんりょーこちゃんからもばっちり見られてて、「女の子ちゃんと目が合って照れちゃった」って!!まあ私のお隣も女性だったんですけど私に言ってくれたってことにしとく!ステージもかわいかった(星が貼ってあった)のですけど、これも高いところから見られる会場ならではの工夫。たしかにアリーナの人からは見えないもんね。更にこの席ならではのお楽しみもあったのですが、それは後述。

セットリストも大満足。
今回はシングルを引っ提げてのツアーでしたから、いろんな曲が聞けて嬉しかった。アルバムでいうと空にとける~unlockerしか聞いてないような人でも楽しめました。シングルも聞いてなくてごめん…本当にごめん…………。ただ初めて聞く曲どれも可愛いし楽しいし適当でもノリやすくてこれまたモーマンタイ。ライフイズフリーとラストソングは泣ける。かわいい衣装でかわいい曲からの衣装チェンジでロストシンフォニーはまじで痺れた。

りょーこちゃんのライブは初めてだったのですが、とにかくりょーこちゃんが可愛いのなんの!りょーこちゃんの歌声の伸びがすごく好きなんですけど、そこは生でもばっちり。更に怒涛の早口タイムも噛まないし歌詞も間違えない。危うさもないからすごい。更に曲によっては軽い振り付けがついてて、それもまた可愛い!単純だからその場で覚えて一緒に踊れる気軽さがいい。ハリケーンミキサーが可愛かったですね。コールとかPBBのソロも含めてライブで輝くなこの曲。
あとPBBのメンバーもすごい。
声優アーティストのライブ…??と疑問になるくらいゴリゴリに楽器をかき鳴らすニーさん達……。かと思うと「りょーこがいるから?」とかガンガン振ってくる。ライブグッズのピンクのペンライトを持って「これどうやってオレンジにするの?」とか聞いてくる。かわいい。「みっちゃんのためにーなにがーできるのー♪(Wonderful Worldのメロディで)」とか歌っちゃう。面白い。でも演奏はばっちりかっこいいんですよねこれが!すごい!衣装替えタイムとか、ここだけ見た人絶対何のライブか分からないぞ!?ってくらいバリバリにロック。ちょいちょいアレンジも入っててイントロでは一瞬分からなかったりも。生バンドでやれる強みですね!

そして、私がりょーこちゃんのライブで一番楽しみにしてたのがCANDY☆POP☆SWEET☆HEART!!
最早解説不要ぽいですが、歌詞「このまま一緒にオレンジに染まって」の部分でサイリウムを一斉にピンクからオレンジに変えるのです!前述の2階席の楽しみがここ。会場内一番右端だったのでほぼ全景が見渡せたのラッキーでした。タイミング完璧だしほんとに一瞬でオレンジに染まるから感動した、綺麗だった……。
印象的だったのが、りょーこちゃんが該当部分のフレーズを歌う前に後ろを向いてるところ。これ、ちゅーりっぷ王国民への信頼がないと絶対できない行為ですよね。振り向いたらあの景色があるって確信がないとやれないよ!りょーこちゃんの性格的に気軽にそんなことできない気がするし(完全に憶測ですけどね)積み重ねてきた歴史の重みを感じた瞬間でした。りょーこちゃんも、目を閉じるんじゃ遠い人から分かりづらいから後ろ向いてるんじゃないかなーって。りょーこちゃんラジオでも面白いけど、ライブのMCでも観客の声とか拾って笑いとるの上手だったし、実際にライブをやってきた経験値の高さをひしひしと感じる瞬間が多かったです。本当に可愛いし面白いの生りょーこちゃん!

私のように初参戦の方向けにもちょっと書いておくと、サイリウムはピンク(基本これでok)とUOウルトラオレンジ)が2本あれば大丈夫です!ピンクはずっと使うしUO使う曲のとき消せた方が便利なのでペンライトがおすすめ。たぶん毎回物販で売ってるのでそれ持っておけば安心。UOはちゅーりっぷ王国国歌であるray of sunshineとさっきも書いたCANDY☆POP☆SWEET☆HEART(以外CPSH)で使います。ray of sunshineは出だしの「れーい おーぶ さーんしゃーいん」の繰り返しが終わったら折る。CPSHは二番サビの終わりで準備しておいて、「このまま一緒に」で光るように折るって感じです。もちろん強制ではないですが、楽しいのでぜひ!持ってない場合も、他色のサイリウムは消すか隠すかできるとよいと思います。特に私みたいなチキンの場合は!w
コールはできなくても気にしない!曲そのものにかけ声とか入ってるのが多いので、それに合わせて分かるところは声出してみると楽しいです。まーちんもんすたー!みたいな。

とにかくちゅーりっぷ王国というものがどういうところかを思い知らされたライブでした。ぶっちゃけゆかりんと仲良いから王国の姫を名乗ってるだけだと思っててごめんなさい…。姫もですけど、国民も穏やかで気持ちのいい時間を過ごせました。また行きます!

スピッツ 横浜サンセット2013 -劇場版- を見た

本当に今更なんだけど、まだ上映中やこれからのところもあることだから書いておきます。

一番感動的だったのは、一切余計な味付けはせず当日の雰囲気ごと詰め込んだような仕上がりになってたこと!
見辛い切り替えやアングルもなく、メンバーと、時には客席と野外ならではの海やら空やらも綺麗に残されてました。まだ肌寒い3月下旬に見に行ったのに、上映中はすっかり夏気分。空気感まで伝わってくるんですよほんとに!
DVD化はしないと明言されてますけど、映像としてよくできてるので本当にもったいない……。
さらには映像ならではの利点として、メンバーの表情や手元までアップで見られるのも良かった!
ハチミツでマサムネさんが歌詞を間違えちゃうとこがあるんですけど、そこもばっちりマサムネさん抜いててよかった!w
めちゃめちゃ焦ってて汗かいてました。
表情まで分かる距離にいられることもあまりないし、ライブじゃそういう細かい部分味わってる余裕ないですからね。
拍手もせずじっくり見ました(私の見た回はそういう空気ではなかった)が、これはこれで楽しかった。
そもそも私はスピッツのメンバーがどんな人たちかもこの日初めて認識したので、何もかも新鮮で!
ベースの田村さんがはちゃめちゃに動き回るのが面白かった。ほんとにふなっしーに似てるよ…w

夏っぽい曲の多いセットリストもまたいいんですよこれが!
渚とか、涙がキラリ☆とか、海のある風景と相まっていつも以上に爽やかでキラキラして感じる。
これは自己反省ですけど、今回やったレア曲?(月に帰るとかアパートとか夜を駆けるとか)がほとんど分かんなかった点…。
いい曲だったんですけどやっぱ知ってた方が喜びマシマシだったなあと。
まだ知らない曲の方が多いくらいだと思うので、これから知っていくとしましょう。

忘れちゃいけないのがエンドロール!
スピッツでエンドロールといえばあれです、エンドロールには早すぎる。
本編では歌われなかったものの、最後流れたときはニヤっとしちゃった。
これが驚くほどエンドロールに合うんですよ!
スクリーンから「映画でいうなら最後の場面」とか流れてくるだけでなんか面白いし、「潮の香りが~」とか本編とも若干マッチしていい〆でした。
最後に花火(結構な量を打ち上げててこれお金かかったろうなーと心配になった)からのこのエンドロールだから余韻がすごい。
このあたりもDVD化してほしい要因の一つ。映像作品としてすごく綺麗。

私が見に行ったのは実際のライブが行われた赤レンガパークのそばの横浜ブルク13ということで、終わったあとは赤レンガまで行って来ちゃいました。
またやってほしいなー。

チケットは2500円と若干お高めではありますが、十分にその価値はある仕上がりでした!迷ってる方はぜひ!!
横浜はだいぶ早いうちにグッズ類売り切れてたので早めをおすすめします。

公式トレーラーがいい感じにまとまってるので貼っておきます。
この90秒しか残らないとしたら悲しすぎるなあ…


追記(2016.1.16)
もう一度でいいから見たくなって、横浜での最終上映回に行ってきました。
色々頭に入った状態で見ると、一回目では気づかなかった発見もありました。それはメンバーの表情が、一曲目の一番と二番で全然違うこと!一番を終えて調子がいいとかお客さんの反応がいいとか、もしくはそのどちらもだったのか。二番以降は明らかに全員の表情が柔らかく、楽しそうでした。表情を観察できるのは映像ならではですね。やっぱりこのまま幻になってしまうのはもったいないなあ。

ウィズ~オズの魔法使い~ を観た

3/18の昼公演観てきたので、今更ながら感想を。キャストは田野/岡本回です。

田野優花ちゃんが好きだから、という単純な理由で観に行った。
ただ私は芝居やミュージカルも好きでちょいちょい観に行くので、田野ちゃんに関してはちょっと厳しい目線で見ようと思っていた。
が、そんな考えはすぐに吹き飛んだ。
舞台にはちゃんとドロシーがいた。
ドロシーを演じているわけだから当然なんだけど、確かにドロシーがそこにいた。
背丈や年齢がドロシーのイメージに合っていることももちろんあるけど、落ち込んだり、戸惑ったり、笑ったり何をしてもドロシー。
ドロシーが異世界(夢の世界だっけ?)に飛ばされる頃には田野ちゃんを見に来たことなどすっかり忘れて舞台にのめり込んでしまった。

小劇場に行くことが多かったので、ライトや回転ステージをもりもり使った演出が新鮮で楽しかった!
ドロシーがかざした手に合わせて虹がかかる演出が素晴らしい。
役者もうまい人ばかりで、出番の多いドロシー、かかし、ブリキ、ライオンはそれぞれがいい味で息が合ってる。
ライオンのエハラマサヒロさんはもともと知ってたのに終わるまでその人だとは気づかなかった。こうも多才な人だったとは……恐ろしい子
若干不満(というほどでもないんですけどね)に感じたのは魔女を倒してからウィズに会うくだり。まあ最終決戦ですから長いのも仕方ないんですけど、基本がウィズの語りで進むからちょーっと長く感じた。何回も笑わせてもらいましたが!

印象的だったのは、ドロシーが歌うHOME!
結局遠回りせずとも家には帰れたわけですが、仲間たちに出会えたことは決して無駄じゃない。
冒険を経験して成長したドロシーが気持ちを歌い上げるクライマックスであり一番大事なシーン。
オーディション最終審査まで残った子たちでもまともに歌いきれる子は少ない難易度の高い曲がHOMEであり、田野ちゃんはオーディション時はまだまだ厳しい出来だったと思う。
本番では別人のように仕上がっていた。
気持ちも声もばっちり三階席まで届く。
言葉の意味を一つ一つ噛み締めるように本当に丁寧に歌う。
まずきちんと歌えないと歌詞の解釈や感情を乗せるのって出来ないから、技術から徹底的に練習したんだろうな。
舞台にはセットもなくライトも究極にシンプルな白一色で、いるのはドロシーただ一人。
(ここまで書いといて自信なくなってきた!他にも人がいたかもしれない、ごめんなさい)
基本的にカラフルで賑やかな舞台だから、これだけで強烈に印象に残る。
そこにドロシーの力強い歌も合わさって、このシーンは泣けた。
私は学生向けの安いチケットだったので三階席から見てて、一階キャストとハイタッチとかしてるしちくしょー!この出来なら高い金額払ってもよかった!て少し後悔してたけど、三階席でよかったと感じたのがこのHOMEのとき。
天を見上げるような目線になったとき、三階席がかなり高いからこっちを見られてるような気分になれる!w
あと鑑賞中は舞台に感動して泣いたけど、帰宅後にオーディション時の映像見て成長っぷりにまたなんか泣けた。

とにかく田野ちゃんのすごさを思い知らされた舞台でした。
舞台単体としても楽しめる出来だし、オタとしては田野ちゃんが技術的にも、きっと精神的にも成長したことがびしびし伝わる。
技術的なことは見てもらわないと伝わらないから気になる人には是非是非見てほしいな。オーディションも公開稽古も過去にする上達っぷりだし、恐らく本番積んでく中でも進化してるはずです。

今回は田野ちゃんにとってやりやすい役だったことに助けられた部分も大きいと思うので、今後に期待大です。
素直に共感できる役や場面ではないシーンに出会ったときどう乗り越えるか。
つくづく今後が楽しみな女優さんだ……。


余談。
田野ちゃんがすごすぎて、一気に遠い存在に感じたのですけど、カーテンコールのときはまた違った。
陣内孝則さんが隣で手を繋いでいたんですけど、そのとき「田野、泣け!」っておっしゃったんですよw
そしたら田野ちゃん間髪いれずに泣き真似で喋りだして!w
稽古場で可愛がられてる田野ちゃんが容易に想像できたし、中身は(いい意味で)変わってないんだなあ、と。
これ毎回やってるのかな?本当に面白かった。

(4/29追記)


衣装のディテールまで確認できなかったんですけど、こんなビジューついてたんだ!
無事千秋楽を迎えたようです。皆さん本当にお疲れ様でした!